チューリッヒ大学図書館での事例

神谷信武

自己紹介

大学図書館内でのお仕事

• 学術司書（日本学）、データキュレーター（LARS）
• DLS (Digital Library Space)

事例紹介・ワークショプ

• 2023年の秋学期にDHのためのワークショップを行った
• 2時間 x 10回のセッションをDLSのイベントとして計画

ワークショップ・動機

• DHについてみんな興味あると思うけどなんかだらっとDHについて喋れる場所がないかも
• （ハイエンドPCとかある）DLSはそういった場所に合うと思う、が現状はただの「自習室」
• データマネジメントをプロジェクト初期の段階からサポートできないか？

ワークショップ・ざっくりと

• GithubのリポジトリでNotebook公開
• Google Colaboratoryを使い様々な分野の簡単なコーディングを見せた

ワークショップ・詳細

• Gif-It-Upの準備
• 画像生成AI Stable Diffusion
• ChatGPT API / Langchain
• AudioVisualデータで遊ぶ（Whisper/YOLO）
• ネットワークグラフの初歩
• テキストデータの処理（自然言語とTEI）
• Foliumで地図作り

ワークショップ・結果

• 参加者はChatGPT以外は0-2名
• 参加者のレベルが2極化・初心者OR（けっこうな）経験者
• 経験者の人は準備した例だけだと足りない

ワークショップ・次回どうしよう

• ワークショップはDLSで引き続き提供可能らしい
• 宣伝！
• 内容説明をあらかじめやっておく
• とはいえ、「誰でも気軽に」は継続して

ワークショップ・展望、もしくは僕はどうしたいの？

• DLSを「あそこに行ったら図書館のおっさん、もしくは他に興味ある人がだらっとDHについて一緒に悩んでくれる」場所にしてみたい
• ワークショップはそういう雰囲気を伝える場として

みんなどう思う？

• そんなのいらない？
• 図書館である必要あり・なし？
• 大変そう？